藤村トンボ玉について

目にもあやな美しい模様と深い色彩。
古来のトンボ玉を再現するため、最も苦心しているのが色ガラス作りです。
当工房では、クリスタルガラスを原料にし、色ガラスも800度以上の炭火で各種金属の酸化物をまぜて発色させた独自のものです。ガラスの持つ透明感を捨て、模様の存在感を際立たせる色作りに欠かせないのが、ガラスを溶かす「炎」です。
最近は、トンボ玉づくりというとバーナーでガラスを溶かし、加工する場面が紹介されていますが、当工房では江戸時代と同様、窯の炭火を使ってトンボ玉をつくっています一定の温度を保てるバーナーと違い、窯の炎の強弱のリズムが、陶芸の窯変に通じる「計算どおりに出来上がらない」手仕事の奥深さ、面白さを感じさせてくれます。
現在は、先代・故藤村英雄の意志を継ぎ、唯一の弟子である2代目藤村眞澄を中心に、3代目にあたる孫の藤村敏樹・広樹・茂樹兄弟が次代の担い手として70年以上にわたるいにしえの技法を守り続けています。
よく、お客様より「教室はやらないのですか?」とご要望を頂くことがあるのですが、色ガラス作りや、玉に埋め込む模様のパーツ作りなど手仕事ゆえに手間もかかり、教室を開催する時間的なゆとりがつくれないのが現状です。

  • 先代 藤村英雄

    先代 藤村英雄

  • 二代目 藤村眞澄

    二代目 藤村眞澄

古法窯づくり藤村トンボ玉の作り方

  • 工程1

    作業が出来る炎があがるまで待ちます。

  • 工程2

    鉄の棒にコアになる色ガラスを巻きつける。

  • 工程3

    あらかじめ作っておいたパーツを差し込む。

  • 工程4

    ヘラでパーツをつぶす。

  • 工程5

    出来上がり。

お買い物はこちら

お買い物はこちら